2026年(令和8年)は、60年に一度巡ってくる特別な干支である「丙午(ひのえうま)」の年です。
情熱や変化を象徴する、非常にエネルギッシュな年になると予測されています。
そこで来年の干支、丙午と干支の知識と動物達の意味について解説していきます。
丙午(ひのえうま)とは?
干支と運勢
◇干支は「丙午(ひのえうま)」:十干の「丙(ひのえ)」も十二支の「午(うま)」も「火」の性質を持つため、燃え上がるような情熱や物事を一気に加速させる推進力が強く働く年とされています。
◇2026年の丙午(ひのえうま)とは、
干支(十干十二支)の組み合わせの1つで、60年に一度しか巡ってこない特別な年です。
◇意味と特徴
「火」のエネルギーが重なる年:十干の「丙(ひのえ)」は「火」の「陽(プラス)」のエネルギー、十二支の「午(うま)」も「火」の性質を象徴します。このため、燃え盛る炎のように非常にエネルギッシュで情熱的な年になると解釈されます。
◇変化と推進力:隠れていた問題が明るみに出たり、新しい動きが一気に広まったりするなど、物事が大きく動く傾向があります。
◇ポジティブな側面:四柱推命などでは、気力が高まり、パワフルに行動できる年と捉えられることが多いです。
◇「丙午の女性」に関する迷信:
「丙午」の年について語る際に避けて通れないのが、**「丙午の年に生まれた女性は気性が激しく、夫の命を縮める(夫を食い殺す)」**という迷信です。
◇由来:この迷信は、江戸時代の八百屋お七の火付け事件(お七が丙午の年に生まれたとされたこと)などに基づくとされていますが、明確な根拠はありません。
◇歴史的影響:前回の丙午である1966年(昭和41年)には、この迷信を気にした親による「産み控え」が社会現象となり、その年の出生数が極端に減少しました。
◇現代の捉え方:現代では、この言い伝えは完全に迷信であり、科学的な根拠は全くないことが広く認識されています。2026年の「令和の丙午」では、価値観の変化により、出産への影響は少ないと見られています。
2026年は、迷信を払拭し、本来の「情熱と変化」というポジティブなエネルギーを活かせる年になると期待されています。
干支の豆知識

◇干支とは…?
十千十二支の略で、中国で生み出され時間と空間を秩序づける方法です。
「十千」は、1カ月を3分割した10日(旬)を、1サイクルとして時を数え、甲、乙、丙、丁、戌、己、庚、辛、任、癸の10種類あります。
「十二支」は月を数えるためのもので、全部で1種類あります。
◇一巡りすると『還暦』
十千と十二支を組み合わせると、全部で60種類の干支になります。
これを「六十干支」といいます。
この六十干支を最初に暦に取り入れたのは古代中国の”漢”の武帝です。
暦は60年でひと回りして最初の干支にもどります。
還暦とは、最初の干支に戻る年をお祝いするものなのです。
◇動物は普及のために後から当てはめた?
十二支の動物に意味はなく、十二支を庶民にも分かりやすくするため、後から身近な動物を割り当てたと言われています。
◇新年に飾る動物の置物は縁起物
十二支をそれぞれ形どった動物の置物は、その1年間の厄除けの意味があり、新年に飾ると縁起がよいとされています。
◇十二支にあり当てられた方角、時刻、季節について
十二支は暦だけではなく、方角や時刻にも当てはめられていました。
・方角
木星が12年で点を1周することから、木星の位置を示すまさために方角を12分した、それぞれの呼び方になります。
・時刻
1日を12等分し、十二支を当てはめました。
例えば、「子の刻」は午前0時の前後2時間を指します。
・季節
十二支を四季の4で割り、3つのひとかたまりとして、ひとつの季節と考えます。
十二支のそれぞれの意味

1.子(し/ね)…種子誕生。
子とは鼠のこと。
鼠の皮は価値が高く、子孫繁栄の意味があります。
2.丑(ちゅう/うし)…芽が出る。
丑とは、丑のこと。牛は昔から人間の生活に関わることが深かった。
3.寅(いん/とら)…地面にはえる。
寅とは虎のこと。虎は昔から神秘的な動物と考えられていました。
4.卯(ぼう/う)…茂る。
卯は兎のこと。何事にも良い方に速やかに進むと言われています。
5,辰(しん/たつ)…活発に動く。
辰は龍のこと。昔から竜は神獣として崇め奉られています。
6.巳(し/み)…極限に茂る。
巳は蛇のこと。蛇も神獣と考えられています。
7.午(ご/うま)…衰退の兆候。
午は馬のこと。人々の役に立ち、生活になくてはならない動物。
8.未(び/ひつじ)…果実が熟す。
未は羊のこと。羊の毛は貴重品でした。
9.申(しん/さる)…果実か固まる。
申は猿野こと。人間の祖先として大切にされました。
10.酉(ゆう/とり)…極限に熟す。
酉は鶏の意味。鶏は人間の生活の中で大切な物とされています。
11.戌(じゅつ/いぬ)…枯死
戌は犬のこと。人間の生活と切っても切り離せない動物です。
12.亥(がい/い)…種子の中にとざされる
亥は猪のこと。「いの子餅」を食べると万病を防ぐとされています。
十二支のひとつひとつに意味があることと、来年2026年の「丙午(ひのえうま)」のような数十年に一度の特別な年もあります。
今年もあと少しで終わりですね。
新たな気持ちで来年を迎えましょう。


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