筆者は10年以上前に初めての海外旅行に行きました。1人旅の行き先は台湾です。
キッカケは東日本大震災で台湾が日本に多額の義援金を送ってくれた事で興味が沸いたからです。
1人の日本人としてお礼の意味を込めた旅行でした。
異国の地で不安もあり、事前にマナーをチェックしていきました。
そんな不安と緊張でいた私を助けてくれたのは現地の方達でした。
今でも鮮明に覚えている当時の旅行先での出来事をお伝えします。
初めての海外旅行。行き先は台湾

1人旅は今までも何度もありましたがそれは国内の話で海外は初めてでした。
1人なので旅行はパッケージ型のフリープランを予約しました。
パッケージ型のフリープランとは往復の航空券、ホテルが決まっていて、それ以外は自由行動というものです。
空港に到着すると現地ガイドさんがプラカードを持って待っていてくれて、ホテルまで案内していただけました。
私たった1人のために迎えに来てくれるなんて不思議な気分でしたよ。
ホテルまでの移動中も台湾について色々お話していただけました。
さすが台湾。日本語がめちゃくちゃお上手です。
(ガイドさんなので当たり前ですね笑)
ホテルはビジネスホテルで駅近、ツインベッドでとても広々していて快適でした。
ホテルに着いてからもチェックインまでしてくれてとても助かりました~。
私が予約したパッケージ型フリープランはオプションが付いていて、現地ガイドに頼めば夜市案内、京劇観覧、九份のガイド付き案内など色々な案内をしてくれます。
九份は自分で行く予定なので京劇観覧を頼みました。
なかなか機会がないと観られないですからね!
そしてこの京劇。実は土日しか上演していない上、その日が丁度土曜日だったのと、ホテルから歩いて5分の所にあるという超ラッキーデーだったんです!✌️
『タイペイ·アイ』という劇場で前列は修学旅行生が占めていたのと、当日夜に行ったため最後列の席でしたが全体が見渡せてとても見応えがありました。
左右には大型スクリーンがあり、中国語、英語、日本語、韓国語の字幕付きなので外国人にも分かりやすかったです。
上演が終了し、帰りは歩いてホテルまで帰りました。
翌日からは1人での行動です。
ドキドキしながらその日は就寝しました。
女子学生さんの「一歩踏み出す優しさ」

翌日は九份に向かいます。
ホテルのフロントで台北駅までの行き方を教えてもらい早速出かけます。
意気揚々とバス停に向かい、乗り込みました。
乗り方も予習はしていたものの、いざ乗ってみたら降り方が分からない!
運転手に身振り手振りで話すも素っ気ない…何言ってるんだこの外人みたいな顔されました。
『あ〜どうしよう!言葉が分からない…😱』
本気で焦ってアタフタしていると私の後ろから学生であろう女の子が駆け寄ってきて、運転手に話しかけ始めました。
するとバスのドアが開いて学生さんが私に手招きしています。
降りようとしたものの料金を支払っていませんでした。
私は運転手に向かって『ペイ』と伝えると運転手は手を横に振って『いいよ』とジェスチャーをします。
乗ってすぐの出来事なので料金はいらないという事なのでしょうか?
学生さんは私が降りてくるのを待っていました。
もの凄く申し訳ない気持ちになり、日本語で『すみません。ありがとうございます』とお礼を言いバスを下車しました。(あの時ちゃんと支払うべきでした…ごめんなさい)
それから学生さんは「おいで」のようなジェスチャーをして私の前を歩いていきます。
彼女に付いて歩いていくと目の前に台北駅が見えました。
そして私をインフォメーションまで連れていってくれて『ここなら助けてくれるよ』みたいな事?を中国語で話してくれたんです。
呆気に取られていましたが、お礼を言おうと振り返ったらもう彼女はいませんでした。
正にスーパーマン、もといスーパーガールな学生さんでした!!
彼女の顔は今でもはっきり思い出せます。
あの時はテンパってしまったけれど、思わぬ助け舟には本当に感謝しかありません🙏
おかけで先に進む事が出来ましたが、ちゃんとしたお礼が出来なかったのが今も心残りです😔
台湾マダムの”お裾分けの温もり”

そうして台北駅に着き電車で九份の最寄り駅に到着しました。
そこでバスの時刻表を見ていると現地の方が『どこに行きたいの?』と日本語で話かけてくれました。
『九份です』と答えると『それならあっちのバス停だよ』と教えてくださいました。
日本語の安心感たるや本っ当にありがたい!
『ありがとうございます』とお礼を言ってトラウマのバスに乗車しました。
バスの中は現地の人達、観光客と満員でしたが割とゆとりがありました。
私は立っていたのですが、そこでたまたま隣に居合わせた台湾マダムが私に話しかけてくれました。
彼女は全て中国語で話していたので、何を言っているのか全く理解出来ませんでした。
台湾人全員が日本語を話せるわけではなさそうです。
それでも身振り手振りで説明してくれるので、なんとなく『ここはこういう所なんだよ』的なニュアンスなのは伝わってきました。
言葉は分からないけれど一生懸命話してくれるマダムに対して私は『うんうん』とひたすら相槌をしていたんです🙂↕️(理解出来なくてごめんなさい)
話しているとマダムがご自身のカバンをゴソゴソし出しました。
何をしているのかと見ていると、カバンからネギクレープを取り出して私に半分差し出してくれたんです。
こんな見ず知らずの外国人の私に?しかもそれマダムが購入した物じゃないですか!?
ビックリして思わず『いやいや、お母さん。それ受け取れないから。ありがとう。気持ちだけ受け取っておく』と思わず日本語で答えてました。(多分あちら側も日本語は伝わっていません)
それでもマダムはニコニコしながら私にネギクレープを差し出してくれています。
その行為がとても嬉しかったので申し訳ないながらも『ありがとうございます』と受け取り、そのままパクリ。
まだ暖かくてとっても美味しい!
初めて食べる料理だけど日本人には好きな味だと感じました。
思わず『美味しい!好吃』とマダムに伝えると嬉しそうにニコニコしていました。
そうこうしていると九份入口に到着。マダムとはここでお別れでしたが、別れ際までニコニコして手を振ってくれました。
あの時日本のお菓子を持っていればマダムにお返し出来たのにと未だに後悔しています。
『台湾マダムありがとう!あなたからもらったご飯が一番美味しかったです😭』と伝えられたらな…
そんな台湾マダムとの出会いもあり無事観光することが出来ました。
観光地もとても良かったですし、何より現地の方の暖かさに触れることが出来た旅行となりました。
まとめ
台湾で受けた優しさは、どれも「完璧な言葉」ではなかったけど、一生忘れられない思い出になりました。
そして改めて感じたのは困っている外国人旅行者がいたら率先して助けてあげたいと思います。
実際困っている人を助けるってなかなか出来そうで出来ることじゃないと思います。

彼女達みたいに【言葉以上の安心を届けられる人】になりたいものです。


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