人生に迷ったり、何かの困難に直面すると、人は何かにすがりたくなるものです。そんな時、ふと足を運んだ先が三重県鈴鹿市にある椿大社でした。
「みちひらきの神様」として知られる由緒ある神社は、豊かな自然に囲まれた静かな場所にあります。参拝はもちろん、境内には休憩所もあり、ゆっくりとした時間を過ごせるのも魅力です。
今回は、実際に訪れて感じた椿大社へのアクセスや主観で選んだ見どころ、ご利益についてご紹介します。

椿大社とは?

椿大神社 ― 猿田彦大神の総本宮
椿大社の正式名称は、椿大神社(つばきおおかみやしろ)です。三重県鈴鹿市に位置し、「みちひらきの神様」として知られる猿田彦大神を主祭神としてお祀りしています。
全国に数多くある猿田彦大神をお祀りする神社の総本宮として、多くの参拝者が訪れる由緒ある神社です。
境内は広く、本殿の周辺には数多くのお社が点在しており、ゆっくり散策しながら参拝できるのも魅力の一つ。

地元では親しみを込めて『椿さん』とも呼ばれ、三重県内でも多くの人が訪れる神社として親しまれています。
総本宮だけあって境内は広く、駐車場脇には川や滝が流れています。森の香り、水のせせらぎ、砂利道を歩く感覚など、自然に囲まれた境内を散策していると、歩いているだけで五感が研ぎ澄まされるように感じられました。
森に囲まれた境内は、思わず深呼吸したくなるような心地よい空間です。

みちひらきの神様
主祭神である猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)は、「みちひらきの神様」として広く知られています。
その昔、天照大神の孫である邇邇芸命(ににぎのみこと)が高千穂へ降臨した際、天孫一行を先導し、道案内をしたことが由来とされています。
そのことから、【人生の節目や新しいことを始める時、進むべき道を良い方向へ導いてくださる神様】として、古くから多くの人々の信仰を集めています。
境内には神社の由緒や歴史が書かれた案内板もあり、参拝前に読んでおくと、猿田彦大神についてより深く知ることができますよ。

私自身も、『これからどう進もうか』と考えるタイミングで参拝しましたが、「みちひらきの神様」と呼ばれる理由を知ると、より特別な気持ちで境内を歩くことができました。
ご利益
「みちひらきの神様」として知られる猿田彦大神には、人生の節目や新しい一歩を後押ししてくださる神様として、さまざまなご利益があるとされています。
| ご利益内容 | 詳細 |
|---|---|
| 開運・道開き | 仕事や学業など、新しいことへ挑戦する際に良い方向へ導いてくれるとされています。 |
| 交通安全・旅行安全 | 道中の安全を見守る神様として、車祓いや旅行の安全祈願でも親しまれています。 |
| 商売繁盛・事業成就 | 物事を軌道に乗せるご利益があるとされ、経営者や起業家からも信仰を集めています。 |
当時も多くの方が参拝に訪れており、皆さんそれぞれの想いを抱えながら、車のお祓いや各神社への参拝、御朱印などお祈りしていたのが印象的でした。

椿大社へ行く前に知っておきたいこと
こちらでは事前情報として、椿大社へのアクセス方法、所要時間についてお話していきます。
車でのアクセス
- 高速道路のインターチェンジから近く、車でのアクセスも良好です。新名神高速道路から鈴鹿PAスマートIC(ETC専用)より約2分。
- 東名阪自動車道から鈴鹿ICより約10分
駐車場は参拝者向けの無料駐車場が約500台分完備されています。第1・第2駐車場が境内に近いため便利です。
※この第1・第2駐車場は椿会館の(白い建物)の道路を挟んだ向かいにあるのが第1駐車場。椿会館手前にあるのが第2駐車場です。

さらに進むと、惟神椿道場参集殿(かんながらつばきどうじょうさんしゅうでん)という食事処兼お土産屋さんが見えてきます。そちらを左折するとその先にも駐車場がありますよ。
個人的には惟神椿道場参集殿の方がより近いためおススメです。

電車・バスでのアクセス
四日市駅、または鈴鹿市内の駅からバスを利用します。
- 近鉄・JR四日市駅(三重交通バス)確実に座りたい場合は、始発であるJR四日市駅からの乗車がおすすめです。
近鉄四日市駅下車 ➔ 三重交通バス(「[62] 椿大神社」行き)で約55分JR四日市駅下車 ➔ 三重交通バス(「[62] 椿大神社」行き)で約1時間 - 鈴鹿市内(コミュニティバス C-BUS)「椿・平田線」のバスを利用します。

実際に行って感じたこと
椿大社は山あいにあるため、『本当にこの道で合っているのかな?』と少し不安になりましたが、案内看板もあるので無事に到着できました。
高速道路のインターチェンジから近く、駐車場も無料なので、車で訪れる方には利用しやすい神社だと感じます。

所要時間の目安
境内をゆっくり散策しながら参拝する場合は、30分〜1時間ほどみておくと安心です。
写真を撮ったり、境内のお社をゆっくり巡ったりする場合は、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

椿大社の見どころ3選
茅の輪くぐり
鳥居をくぐり、本殿へ向かうと、その手前には大きな茅の輪が設置されています。案内によると、これは「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」という神事で使用されるもので、私が訪れた時は7月中旬頃まで設置されているとのことでした。



茅の輪をくぐることで、上半期の穢れを祓い、残り半年の無病息災を願う意味があるそうです。
輪の前には、くぐり方や「水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 延ぶというなり」という唱え詞も紹介されており、それに合わせて八の字を描くように3回くぐります。

初めての方でも案内を見ながら進められるので安心です。通常の参拝だけでなく、実際に茅の輪くぐりまで体験できたのは、とても貴重な時間でした。
これで私の厄も、少しは祓えた……と信じたいところです。

本殿参拝
茅の輪くぐりを終えると、その先には拝殿が見えてきます。
規模としては想像していたより大きくありませんでしたが、こちらには主祭神である猿田彦大神をはじめ、三十二柱の神様がお祀りされているそうです。それだけでも、多くの人が参拝に訪れる理由が分かるような気がしました。
私が訪れた時は、ちょうど神殿内でご祈祷が行われていました。
厳かな空気に包まれた神殿を前に、写真を撮ることは控え、静かに参拝を済ませた後、少し離れた場所から境内の様子を写真に収めました。

こうした場所では、周囲への配慮と敬意を持って参拝したいものですね。木漏れ日すらも暑く感じる境内でしたが、それでも多くの参拝者が訪れ、御朱印やお守りを求める人の姿が絶えませんでした。
その様子を見ていると、椿大神社が長年にわたり、多くの人々から親しまれ、大切にされてきた神社なのだと実感しました。

かなえ滝と招福の玉
椿大社の境内にある椿岸神社(つばきぎしじんじゃ)の脇には、「かなえ滝」と呼ばれる小さな滝があります。
椿岸神社が縁結びのご利益で知られていることもあり、【滝の前で願い事をしたり、流れる水を手に受けて体に振りかけたりすると願いが叶う】と伝えられています。

私が訪れた日も、写真を撮るために順番待ちの列ができるほど多くの参拝者が集まっていました。せっかく訪れたのなら、一枚写真に収めたくなる気持ちもよく分かります。
また、「かなえ滝の写真をスマートフォンの待ち受けにすると願いが叶う」という話もあるそうです。
真偽のほどは分かりませんが、不思議と『信じてみたい』と思える、そんな穏やかな空気に包まれたパワースポットでした。

さらに椿岸神社の境内には「招福の玉」というスポットがあります。隣には説明書きがあり、案内板によると、【玉を優しく撫でながら書かれている言葉を唱えると、福を招くご利益がある】そうです。
かなえ滝だけでなく、こちらもぜひ立ち寄ってみたいスポットです。本殿だけでなく、こうした小さな見どころを巡りながら境内を歩いてみると、椿大社の魅力をより深く感じられるかもしれません。

まとめ
すでに椿大社を訪れたことがある方も、ご利益を知って気になる方もいるかもしれません。
「みちひらきの神様」として親しまれる椿大社は、参拝するだけでなく、境内をゆっくり散策しながら、自然を感じられる魅力あふれる神社でした。
『あなたの想いが、神様へ届きますように』

▼気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。
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